1: 張り手(dion軍) 2013/09/02 21:42:22 ID:EodznYVr0

田畑の合間に立つ千葉県野田市岩名の2階建て木造一軒家。その窓ガラスはすべて割れ、屋根は吹き飛び無残な姿をさらしていた。

「夫とお金をコツコツためて20年前に購入した家が一瞬にしてなくなった」。無職の高須賀みさ子さん(65)は自宅を前に言葉を失った。

異変を感じたのは午後2時ごろ、普段より多く雷が鳴り続けていた。
「風が強くて、窓がガタガタ鳴り出した。外を見ると、風の渦がものすごい勢いで近寄ってきた」という。

突風に襲われたのは数分間。「すごく長く感じた。でも何が起きたか分からなかった。
4歳になる孫が、怖がるので、とにかく『大丈夫』『大丈夫』と励まし続けた」と振り返った。

突風が通り過ぎると、雨は止み、まもなく何事もなかったように青空が広がった。そこには無残な姿になった自宅が残されていた。

高須賀さんは「自然が相手だけに悔しさもぶつけられない。これから生活をどうすればいいのか」と声を振り絞った。

同市谷津にあるプレハブの事務所で作業をしていた会社員、丸山清次郎さん(77)は、建物の横からものすごい圧力がかかるのを感じた。
「建物がみしみしときしみ続けた。同時に停電となり、ただ、恐怖に耐えることしかできなかった」という。

プレハブの屋根の一部は突風で吹き飛び、隣に住む無職、足立誠さん(78)の自宅を直撃。
足立さんは「何が起こったのかと外に飛び出すとトタン屋根が、自宅に覆いかぶさっていた。けががなかったのが不幸中の幸い」と話した。

始業式を迎えたばかりの同市谷津の「市立北部小学校」も突風に襲われ、ガラスが割れたほか、入り口の扉も飛ばされた。

同校の学童指導員、渡辺佳子さん(53)によると、突風が襲ってきた際には校内のプレハブに児童60人がいた。
「子供たちは怖くて泣いていた。教室の奥に避難させ、事態が収まるのをただ待っていた」。突風がすぎ去った後は緊張から体調不良を訴える子供も出たという。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130902/dst13090221190020-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130902/dst13090221190020-n2.htm

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