1: 紅茶飲み(゚д゚) ◆MILKTEAwJUd. @紅茶飲み(゜д゜)φ ★ 2013/09/30(月) 01:58:47.39 ID:???0

「週刊東洋経済」(東洋経済新報社/9月28日号)は、極めて中身が濃い。
(中略)
●ヤマト運輸に重くのしかかる負担

同誌は第1特集「物流 最終戦争」で、物流業界に迫っている。
「日本の物流業界の勢力図は、ネット通販の巨人、アマゾンが決めている。
佐川急便の取引返上の深層とは。そして王者ヤマト運輸は次世代戦略をどう描く」という内容だ。

売り上げ拡大一辺倒だった佐川急便の顧客に対する値上げ交渉が9月末で終了する。
驚きをもって迎えられたのが、ネット通販大手、アマゾンとの取引のほとんどを返上したことだ。

「アマゾンは当日配達地域の拡大、送料の無料化など、配送サービスの拡充を強力に進めてきた。
その負担を転嫁されることに耐えられなくなった佐川は、大幅な値上げを持ちかけて決別した」。
SGホールディングス(佐川グループの持ち株会社)の栗和田榮一会長は
「海外では、サービスをすればきちんと対価を払うのが原則。よいサービスをしても、
ろくに払ってもらえないのではおかしい」と語り、採算重視路線への転換を決めたのだ。

アマゾンの宅配便は事実上の「ヤマト一極」となったが、不安材料がある。
「佐川の分まで引き受けて、今後も荷物が増加し続ければ、
ドライバーをほとんど正社員で抱えるヤマトの負担は際限なく膨らむ」のだ。(>>2以降に続く)

09.29
http://biz-journal.jp/2013/09/post_2999.html


2: 紅茶飲み(゚д゚) ◆MILKTEAwJUd. @紅茶飲み(゜д゜)φ ★ 2013/09/30(月) 01:59:00.78 ID:???0

>>1の続き

また、ネット通販業界では、産地から直接出荷・販売している業者(産直業者)や、メーカーの通販を囲い込む動きが活発だ。
アマゾンのマーケットプレイスや楽天のスーパーロジスティクスといったサービスがその典型だ。

「彼らの使う物流センターが急ピッチで増設されている。
アマゾンが9月に世界最大級の物流センターを神奈川県小田原市で稼働させたほか、
楽天も今後2年ほどで全国に6つの大型物流センターを新設する」

「アマゾンや楽天も、われわれにとっての競争相手になる可能性がある」とヤマト関係者が語るように、
物流をめぐる戦いは業種の壁を越え、顧客企業といえどもライバルになる、激しい時代を迎えているのだ。(おわり)

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【佐川急便、アマゾンの負担転嫁に耐えられず取引停止…ヤマト一極集中への懸念】の続きを読む